【剣道メンタル】スポーツメンタルの5大NG!前半編
こんにちは,Honamiです!
この記事を読むと,
正しいメンタル知識を
得ることできます。
「心・技・体」って聞きますよね?
なぜ一番最初に「心」があるか
ご存知ですか。
メンタルはスポーツをする上で
1番大切な要素となるからです。
大一番での緊張や不安。
スポーツをやってきた人たちなら
一度は経験しているこの気持ち。
メンタルコントロールは
様々な方法がありますが,
安易な取り組み方は
かえって失敗しやすいです。
以下の内容が5大NGとなります。
- [緊張しない!]と意識する
- 有名選手のルーティンを真似する
- 監督やコーチをよく見る
- [絶対]と結果を求めすぎる
- 最高プレーをイメージする
となります。
これらを知ると
メンタルコントロールが上手くでき
最高のモチベーションで試合等に臨めます。
今回は,
長くなってしまいますので
前半と後半に分けて紹介します。
[緊張しない!]と意識する
暗示をかけるみたいな感じで
良いのではと思う方も
いらっしゃると思います。
逆説的思考侵入効果
「緊張をなくそう」という方に意識が向くと
プレーに集中できなくなり,「緊張しないように」
と考えると”逆説的思考侵入効果”といって,
”緊張”というワードに脳が意識が向き
余計緊張に繋がります。
”逆説的思考侵入効果”というのは,
結果を考えるほど,「うまくいかなかったら
どうしよう」とネガティブなる心理状態のことです。
[緊張しない]を意識しないには,
自身を受け入れることが大事になります。
自身を受け入れる方法は,
過去に投稿した
こちらをクリックしてみて下さい。
CSバランス
CSバランスという言葉があります。
Cはチャレンジ,Sはスキル。
両者のバランスがいい時,
「確実に実行できる目標を忠実に実行している時」
に”フロー”という最高の心理状態に入りやすい。
フローは「ゾーン」とも言われます。
例えば,「ボールを見る」「筋を伸ばす」
といった相手に関係なく
確実にやれることに意識を向けると
CSバランスが取れ,「ゾーン」に
入る可能性を高めてくれます。
有名選手のルーティンの真似する
野球のイチロー選手,
ラグビーの五郎丸選手などの
ルーティンを真似したくなる人は
多いのではないでしょうか。
遊び感覚でやるのなら問題ありませんが,
公式戦など勝負の場でやると,
相手に野次られるネタとなり結果的に
ルーティンの動作が小さくなりパフォーマンスに
大きく影響します。
ゲン担ぎとルーティン
そもそも
ルーティンというものは,
ゲン担ぎであると思っている方も
いますが,ゲン担ぎではありません。
ゲン担ぎとルーティンの大きな違いは,
一つ一つの動作に目的があるか否かです。
ゲン担ぎは,一つの行動に目的がありません。
例えば,靴は必ず右足から履くなどです。
右足から履くことに良いことあるか理由
を言えますか。特にないですよね。
もし,その行動をするだけで良い動きが
できるようでしたら練習は必要ありません(笑)
ルーティンは,一つの動作に目的があります。
下の例は,私が実際に
面をつけての稽古時に行うルーティンです。
(例)
①肩を力を100%にしたら,0%にする
(肩の力を抜くことで振る時に軽くなる)
②右足2回,左足1回ドンと鳴らす
(会場によって床の硬さが違うため最終確認)
③伸脚をする
(筋を伸ばすことで足が軽くなる,怪我予防)
④息を吐く
(息を吐くと力みが抜ける)
このように
一つの動作に全て目的があります。
私のルーティンは,
あくまで,参考までにしてください。
オリジナルを考えた方が
自分の為になります。
ルーティンはやることに集中しなければ
意味がありません。
「ルーティン=仕事」と考える
と分かりやすいと思います。
ルーティンをやることによって,
雑念を払い,集中力を高める
ことができます。
余計なことを考えずプレーに
集中できるのが,ルーティンから
得られる効果となります。
ただ,
ルーティンの習得は時間がかかります。
少なくても数ヶ月は試行錯誤して練習を
する必要があります。
ラグビーの五郎丸選手は
何年もかかったと証言しています。
私自身も半年以上かかりました。
東京五輪の選手たちのルーティンで最も
多かったのが,「音楽を聴く」ことでした。
音楽は勝手に流れ,自分で何かをする
必要がありません。
音に注意が向くため試合での
意識が外側に向き,考えすぎる状況を
抜け出すことが出来るからです。
まとめ
スポーツメンタルの5大NGの2つ
・[緊張しない]を意識する
・有名選手のルーティンを真似する
についてお話しました。
「緊張しない」を意識するということは,
逆説的思考侵入効果が働いている
ということになります。
自分を知り受け入れることが大切です。
たまには,自分自身のことを
振り返ってみましょう!
CSバランスを上手く取ると
フロー状態になり,良いコンディション
で試合ができます。
有名選手のルーティンを真似すると,
周囲から野次られ集中力が低下してしまいます。
ゲン担ぎとルーティンは全くの別物です。
ルーティンは一つの動作に全て目的があります。
ゲン担ぎとルーティンは
全くの別物であるとメモしておきましょう!