【剣道 実践】上段の人にはどう攻めるのか

こんにちは,Honamiです!

この記事を読めば,

上段相手にも迷いなく

前へ攻めることができます。

 

自分に合った方法でステップアップ

していきましょう!

 

 

もし,同じチームメイトに

上段の人がいないと

練習試合や試合の相手が

上段の人だった時,

「上段か,どうしよう」と

考えてしまいませんか。

 

私もチームメイトに上段の人が

いなくて試合では,取り敢えず

足を動かして前へ攻めようとしか

考えていませんでした。

 

上段の人にも勝つためには,

攻め方だけでも

知るのと知らないのでは

大きな差となります

 

今回は,

実践で使える対上段の攻めるPoint

について3つを紹介します。

 

・足を止めるな

・小手と突きで攻める

・右斜め前に

 反時計回りで攻める

 

となります。

 

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足を止めるな

「足を動かし続けるのキツイな」

と思います。

その気持ち私も

メッチャ分かります!

 

でも,足を動かし続けないと

上段の餌食にされます!

 

上段の餌食

上段の人は,

竹刀を頭上に構えている分

下ろす力だけなので,

打突のスピードが非常に速いです。

自分が思っている以上に

速いスピードで打ち込んできます。

 

上段とやる時は,

中段の人のように竹刀が交わらない為

間合いが測りにくいです。

さらに,打ってくるタイミングも

分かりにくく足を止めると

的にされて何もできないまま

打たれてしまいます。

 

適当に動かさない

ただ,足止めずに適当に

動かせば良い訳ではありません。

 

近くまで入りすぎない

ことがPointです。

 

相手の打ちやすい所で

動いていても意味ありません。

相手が存在する競技であることを

忘れてはいけません。

 

戦法の一つとして,

あえて間合いに入ることはアリです。

 

間に入ることによって様子見し,

誘ったりして応じ技をするなど

目的のある攻めは大丈夫です。

むしろ,ドンドン挑戦して下さい。

 

 

 

小手と突きで攻める

左小手と突き

「どこを打ちながら攻めるの」

と思う人もいるでしょう。

 

竹刀が頭上にある為

まず,面は打てません。

胴は間合いが分からない為

打たれるリスクが高くなり,

打てません。

 

自分から見て,

一番手前にある打突部位は

左小手です。

左小手は

素早く打つことができる技です。

 

しかし,

上段の人は相手にとって打ちやすい

左小手は警戒しています。相手が左小手を

打つと避けるために手を後ろに引きます。

その時に手が邪魔で打てなかった突きが

打てます。

突きは,諸手突きと片手突きどちらでも

大丈夫です。自信がある方で突きましょう!

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私の場合はいつもは諸手突きをやり,

間合いが遠いなと感じた場合は片手突きを

やっています。(諸手突きVer)

 

小手と突きを上手く使おう

戦法として先ほどは,

左小手→突きでしたが,

反対に突き→左小手という

攻め方もアリです。

 

最初に突きをすると,

上段の人が前に出るのを躊躇します。

突きに意識が行き,

左小手の意識が薄くなり

左小手を打てるチャンスが

生まれることがあります。

 

左小手だけではなく

右小手も使って手元を打ちましょう!

考え方として左小手と突きの

攻め方と同じです。

左小手と右小手は

ほぼ同じ高さにある為

左小手→右小手へと

軌道修正が簡単にできます。

 

上段の人にとって,

「どこを攻めて来るか分からない」

迷わせられたらこっちの戦法通りです。

中途半端になった所を出ばな技で抑えたりと

次の展開に繋がりやすくなります。

 

 

 

右斜め前に反時計回りに攻める

1つ目のPoint,「足を止めるな」

を発展版でどのように足を動かすかも

Pointとなります。

 

一般的に右斜め前に攻めるのが,

ベーシックとなります。

理由は,2つあります。

 

左小手の展開

まず,1つ目は

左小手をベースに攻める為です。

左小手がある方向に

間合いを詰めることで,上段の人に

「左小手打つぞ…」

見せることが出来ます。

 

相手に反応が無かったら,隙を見て

そのまま狙い打ちにいくこともできます。

 

2つ目でお話しした

「小手と突きを上手く使おう」

左小手に行くと見せかけて,

突きや右小手に狙いを変えることも

できます。

反時計回りに回ることによって

前に攻めたり様子見したりと

間合いで錯覚させることができます。

 

 

打たれにくさ

上段の構えは,

一般的に左足が前で

右に体が開いている状態

となっていますよね。

蹴り足の右足は,

左足より前に出しては

いけないですよね。

ここまでは,当たり前です。

 

相手が後ろに下がったり,

左に動くと,上段の人は技の幅が

広がり一本外れた後でももう一本

狙い打つことが出来ます。

 

体の構造についてお話します。

上段は間合いが大切です。

左足は右足より前に出れる距離が限られます。

理由は体が右に開いている分,

力を加える所が右足1か所に集中し,

次に打つ動作の溜めに時間かかり

力強く打つことができないからです。

 

簡単に打ちに行くと,

左小手を抑えられる

可能性がありますし,

一本技が外れた時に

次の一本が出しにくい位置

でもあります。

 

反時計回りに攻めることで,

足で間を測りつつ前に

知らない間に入ることができます。

蚊取り線香をイメージして

足を動かしてみて下さい。

 

 

 

まとめ

今回は,上段の人の攻め方の

Point3つをお話ししました。

 

・足を止めるな

・小手と突きで攻める

・右斜め前に反時計回りに攻める

 

となります。

 

上段の人は

竹刀が頭上にある分,

竹刀のスピードが速いので

足を動かさないと餌食となります。

 

両小手と突きが上手く打てると,

攻めのバリエーションが増え

相手を混乱させることが出来ます。

 

右斜め前に反時計回りに攻めると,

相手が打ちにくく嫌な攻め方になり,

間合いで相手を錯覚させることが

できます。

 

以上のPoint3つを

メモしておきましょう!

 

どんな相手でも同じですが,

「相手の思い通りにさせない攻め方」

できると自分のバリエーションが広がり,

相手を混乱させることができます。

 

自分なりに工夫しながらコツコツと

一緒に頑張りましょう!!!