【剣道 昇段審査】実技審査の初段〜三段に共通する基準について

こんにちは,Honamiです!

 

この記事を読めば,

心置きなく実技審査に

臨むことが出来ます。

 

どういうところを

気を付けたら昇段できるかと

考えたことありませんか。

 

実技審査の基準のPointは,

4つあります。

 

・正しい着装と礼法

・適正な姿勢

・基本に則った打突

・充実した気勢

 

となります。

 

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昇段審査は,

審査員がたくさんおり

受験者皆んなに見られるのは,

緊張しちゃいますよね。

私も中学生や高校生のときは

緊張していました。

その時なぜ緊張したかを考えたら,

事前に対策をして

いなかったからでした。

 

私は,今年の8月に

昇段審査を受けました。

受かる基準を知ることによって,

事前に対策できたので,

緊張せずに受験することが

できました。

 

初段~三段までが共通する審査基準

共通することを

一言でいえば,基本です。

それだけ基本が大切になります。

 

剣道の基本は,

家に例えると土台に相当します。

つまり,立派な家を建てるにしても

しっかりとした土台が必要になります。

同じように剣道でも上達するには

基本が重要になります。

基本を身に付けると,

技術に無駄がなくなり

効率よく正確に技術が身に付けられます。

 

「基本と言っても

何を気を付ければよいの」と

生徒さんに質問されました。

実技審査に合格するには,

一本の基準も把握する必要があります。

 

正しい着装と礼法

適正な姿勢

基本に則した打突

充実した気勢

 

以上の4つとなります。

特に,4番目の

充実した気勢

Pointとなります。

 

 

正しい着装と礼法

まずは,着装についてです。

剣道の防具は,

自分の身を守る為にあります。

正しい着装でないと

身に着けている防具が,

逆に凶器になってしまいます。

そうならない為に

防具が外れないように

きつく締めましょう!

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礼法についてです。

「礼に始まり礼に終わる」

競技である以上

選手としての風格が身につき,

他の選手から一目置かれます。

 

礼儀は

対人関係だけでは無く,

稽古・試合を行う道場や

自分が使う防具に至るまで,

あらゆるモノに礼を尽くすのが剣道と

いわれています。

 

 

適正な姿勢

「適正な姿勢とは何だろう」と

感じると思います。

ここで言う姿勢は,

体の姿勢と心の姿勢の2つです。

 

体の姿勢では,第一に背筋伸ばすことです。

全ての打突部を打つ時は,

漢字の

イメージすると分かりやすい

と思います。

 

心の姿勢は,打突後の残心です。

相手に対する尊重と思いやりを示す。

「残心=身構え・気構え」

先ほども言いましたが,

剣道は礼を尽くしたり尊重・思いやりが

大切な競技となります。

 

 

基本に則した打突

日本刀の刃筋には,

刃と棟(峰)があることをご存知ですよね。

日本刀の名称の画像

 

 

もし,刃が無い方で相手を

切ったとしても「切られた!」とは

なりませんね。

打突部位に当たっていたとしても

有効打突にはなりません。

その為,

刃筋正しく打ちましょう!

 

 

充実した気勢

充実した気勢は,

一番大切なPointとなります。

 

気勢は相手を威圧することが

でき,自分自身の集中力UP

繋がります。

あと,稽古すれば

必ず身につくものであり,

剣道やり始めるときに

一番最初に習うことだからです。

 

でも,気勢は

日頃から稽古していないと

本番では出来ません。

 

声をいきなり出しても

緊張して声が出ない

声に太さがないなどと

いうことになり

相手を威圧することが

出来ていないと判断されてしまいます。

 

腹から声を出して,

相手を威圧しましょう。

 

 

まとめ

 

今回は,実技審査の初段~三段に

共通する基準についてお話ししました。

 

大きく4つのPointがあります。

 

正しい着装と礼法

適正な姿勢

基本に則った打突

充実した気勢

 

となります。

これらは有効打突の

条件にも繋がります。

 

これらの4つを意識することで審査に臨むと

心の持ち方が大きく変わります。

4つのPointをメモに取っておきましょう!

 

一緒にコツコツと頑張りましょう!