【剣道 昇段審査】日本剣道形の2本目について

こんにちは,Honamiです!

この記事を読めば,

確実に2本目を

習得することが出来ます。

 

日本剣道形

剣道形の2本目は,

「比較的に簡単じゃん」と感じる方

いらっしゃいると思います。

実は,細かく考えて行うと

意外と難しい形です。

 

 

2本目を正しくできないと

審査員に目を付けられ,

最悪不合格になります。

逆に正しく丁寧にできたら,

合格への一歩に近づきます!

 

 

抜き方がPoint!!

今まで中高生を200人以上に

日本剣道形を教えてきました。

基礎から細かい所までを

教えてます!

 

 

2本目

2本目は小手抜き小手です。

 

小手抜き小手は実践の試合では

あまり使わないと思いますが,

実は,やってみると

試合で1本になります。

 

抜き方さえ気を付ければ,

有効打突になります。

私も高校生の時に試合でたまたま

打ったら1本になりました。

 

剣道形2本目も同じで,

間の使い方小手の抜き方

気を付ければ大丈夫です。

 

さっそく2本目の

流れを説明します。

 

 

2本目の流れ

 

①打ち太刀と仕太刀両者ともに,

 中段で構えます。

 剣先はいつもより高めに上げます。

 

 

②互いに右足から大きく3歩,

 木刀の物打ちが交差する間合い

 (一足一刀の間合い)まで入ります。

 

 

③打ち太刀が大きく小手を打ちます。

 「ヤー」と大きな発声します。

 

 振り上げる高さは,右こぶしが

 おでこの位置ぐらいまで手を上げます。

 打つ高さは,相手の太もも辺りで

 止めます。

 

 

④仕太刀が下から小手を抜きます。

 「トー」と大きな発声します。

 

 振り上げる高さは,右こぶしが

 おでこの位置ぐらいまで手を上げます。

 肩を使って真っすぐ打つことです。

 

 

⑤構えを解く時は,打ち太刀が先に

 左足を下げ始めてから仕太刀も

 構えを解き始めます。

 

 

⑥構えを解いたら,中心の位置に

 戻り,剣先が触れ合う間合い

触刃の間合い)へとなります。

 

 

2本目のPoint

2本目のPointは,

大きく2つあります。

 

・間の使い方

・小手の抜き方

 

となります。

 

 

間の使い方

についてです。

間を制することによって,

小手を上手に抜くことが出来ます。

 

逆に間が取れていないと,

相手に小手を打たれるか,

自分が小手を空振りして

有効打突になりません。

 

そうならない為には,

相手全体をよく見ることです。

 

相手をよく見ることによって,

相手がどのくらいの足の幅で

間に入ったか相手の位置を覚えることです。

 

木刀を見ても良いですが,

相手の反応を見て次の動作に

遅れてしまいます。

 

木を見て森を見ず

ならないようにしましょう!

 

 

小手の抜き方

抜き方についてです。

間を制していても,

抜き方がキレイな方がいいですよね。

 

抜く時のイメージは

左斜めに下がりつつ,

V字を書くような形となります。

 

上半身はほぼ動かさず,

下半身で間を抜く

余裕があるように見え,

強そうと良い印象を受けます。

 

下半身で間を抜く時に

肩の力を抜けば抜くほど,

V字がラクにできます。

 

まとめ

今回は,

日本剣道形の

2本目の全体の流れとPointに

ついてお話ししました。

 

2本目でのPointは,

間の使い方

小手の抜き方

 

の2つとなります。

 

下半身を上手く動かせたら

間を制し,上手く魅せることが出来ます。

 

今はyoutubeにも日本剣道形が

出ておりますので,

そちらでご覧になると良いです!

Full版ですが,とても参考になります。

www.youtube.com

 

 

一緒にコツコツと頑張りましょう!!