出ばな技は,実は仕掛け技である?
こんにちは,Honamiです!
この記事を読んで,
出ばな技が打てる
キッカケになれば良いです!
自分に合ったやり方で
ステップアップしていきましょう!
今回は,なぜ
出ばな技が仕掛け技である理由
について紹介します。
いきなりですが,
上の画像のように
出ばな技で相手を制したら
カッコイイですよね?
出ばな技は試合で
有効打突になりやすい技であり,
1番難しい技でもあります。
そんな出ばな技ですが,
なぜ仕掛け技か分かりますか?
仕掛け技である理由
理由はただ一つ!
相手に打ってもらうように
誘い出しているからです!
後から攻めて先に打つことは,
よほどの実力差がない限りできません。
その為,相手に悟られないように誘っているのです。
出ばな技の誘い方
「えっ!でも,どうやって?」と
思われる方もいらっしゃると思います。
誘い方は,主に以下の2つとなります。
①足と剣で誘う方法
②間とタイミングで誘う方法
足と剣で誘う方法
①は皆さんも
どのようにやるか
想像がつきやすいと思います。
足と剣先をバランスよく使いましょう!
誘う方法の例として
足で打つ準備をしながら,
相手に打たせるように
竹刀の中心をほんの僅か外します。
相手は「中心が取れた,面が打てる」
と感じます。
その瞬間を狙って技を出しましょう。
それでも相手が誘いに乗らない場合は,
相手も出ばな技を狙っている可能性があります。
その場合は様子見をしてから,
相手に圧を掛け続けましょう。
慌てて攻めたら,逆に打たれてしまいます。
相手が怖くても「溜め」を作りましょう!
溜めを作ることによって,
相手に圧を掛け,有利な状況にする為です。
自ら有利な状況を作ることによって
気持ち的に余裕が出てきます。
間とタイミングで誘う方法
②はあまり想像がつきにくいと思います。
試合では,間が切れるタイミングがあります。
中途半端な間を狙ってみましょう!
鍔迫り合いから分かれて,
触刃の間合いになるまでの間(遠間の間合い)
と一足一刀の間合いより近い間(中間間)です。
遠間の間合いでは,
自分も相手も打てない間だから,
気を抜く人が多い場面である。
遠間の間合いから
虚を突くような攻めをすると
相手は一瞬固まることがあります。
相手も人間なので,どのような反応を
するか分かりません。
例えば,相手も驚き合わせて打ってくる
かもしれません。
それとも相手が何も出来なくて,
ストレートの技になるかもしれません。
ただ,相手が様子見していただけ
かもしれません。
その為,遠間からの攻めは,
使うタイミングがポイントになります。
ポイントは人それぞれです。
独自の間やタイミング,打つ準備があるからです。
実際に稽古や練習試合で工夫しながら使ってみることです。
試行錯誤してできたものは,必ず自分の武器となります。
まとめ
今回は,出ばな技が仕掛け技である理由と
その誘い方についてお話ししました。
出ばな技は,
相手を誘い出しているから仕掛け技となります。
誘い方は,
・足と剣先で攻めること。
・虚を突いたタイミングで攻めること。
の2つです。
出ばな技は,繰り返しやることで身につきます。
どんどん挑戦していきましょう!