【実践向け】出小手・返し胴を打たれない面打ち

こんにちは,Honamiです!

 

この記事を読めば,

自信をもって面を打つことが出来ます。

自分に合った方法でステップアップ

していきましょう!

 

今回は,面を打つ時のポイントを

2つ紹介します。

 

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・足の使い方

・竹刀の使い方

 

上記2つのポイントについてお話していきます。

 

 

 

皆さん,試合でストレートの面が打てたら,

気持ちいいですよね?

大技な為,打たれるリスクもあります。

簡単に相手の間に入れないし,

どのようにすれば,打たれないのだろうと

私自身も考え,藻掻き続けました。

 

過去に

全員初心者を団体で*全中3位まで導いた,

私の師匠から教わったことをお話しします。

*全国中学校体育大会の略称)

 

足の使い方

実は,足の使い方によって大きく変わります。

 

足で技を打つタイミングを量る人が多いからです。

柳のように軽やかに動かす人,

ぬりかべのようにじわじわと動かす人,

スピードを活かして細やかに動かす人と

色々なタイプがあります。

 

先ず,相手に打たれない為に

相手に打つ準備をさせないようにしましょう!

 

以下の2つをやると全然違います。

 

動きに緩急をつける

タイミングをずらす

 

いつも動きがゆっくりな人が

いきなり速く動くと相手は動揺します。

人間,動揺すると誰でも一瞬は体が固まります。

足でフェイントすることも有効です。

その時に,打てる体勢を作っておかないと瞬間を

逃しますので注意して下さい。

 

タイミングのずらし方の例としては,

その場で小刻みに足踏みするイメージで

「右足,左足,右足,右足」や

「右足,左足,右足,左足,左足」をすると

タイミングがずれます。

 

一般的に左足の時には,

打つことが出来ないので右足が前に出る

タイミングで相手は打つ準備をします。

「右足,右足」と連続で動かすことによって

足でタイミングを変えると同時に「溜め」が生じ,

打ちやすくなります。

 

竹刀の使い方

私が中学生の時,竹刀が爪楊枝ぐらい

軽かったらいいなと思ったことがあります(笑)

 

簡単に動かすことによって,

次の動作が楽に行えるからです。

足の使い方も大事ですが,

竹刀の使い方もそれだけ大事です。

 

相手の竹刀を自由にさせないようにしましょう!

 

竹刀を自由にさせないためには,

以下の4つを使いましょう。

 

竹刀を払う

竹刀をすり上げる

竹刀を抑える

剣先をこすらせる

 

これらを行う際は

手だけでせず,足と一緒に行いましょう

足と一緒に行わないと相手に圧が掛からず,

打てるチャンスが

無くなってしまうからです。

 

上記の①~③のポイントは,

相手の竹刀に対して垂直であればあるほど,

相手の竹刀を簡単に制限することができます。

ただ,垂直にするために大きく相手の

中心から外れてしまいます。

 

相手の中心を外さず行うには,

体の中心にある

手元の位置を左右どちらかにずらすことです。

少しでも,角度がつくことによって制限しやすくなり,

尚且つ相手の中心も取ることが出来るからです。

 

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上の画像は私が実際に,

試合で攻めているところです。

このように,竹刀の抑え方が甘くなっていると

相手に抜かれたり,攻め返されます。

竹刀の根元を抑えるようにしましょう。

 

④のポイントは,

剣先が触れるか触れない間合い

(触刃の間合い)で行うことです。

中心の取り合いを制してから打たないと

相手に打たれてしまうからです。

 

①~④を組み合わせてながら使うと

相手は動揺しますので,

動揺した所を逃さず打ちましょう。

 

まとめ

 

今回は,

出小手・返し胴を打たれない面打ち

についてお話しました。

 

打たれない為に

打つ準備をさせないことが1番です。

 

基本は,中心を攻めて

たまに手や足の動きに緩急をつけたり,

違った動きを見せてください。

相手は動揺をするでしょう。

 

瞬間を逃さずに

自信を持って打ちに行きましょう!